パソコントラブル【581】ファイルパスが長いと閲覧できない&保存できない

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一般の家庭での使用の時にはほとんどないエラーですが、会社でファイルサーバを建ててデータ管理をしているときに、ファイルパスが長すぎてエラーが出ることがあります。

ファイルパスというのは、下記の画像で説明すると、パソコン内にインストールされているワード(ソフト)の保管場所のこと。Cドライブ内のProgramDataフォルダを掘り下げていくと、このワードの在り処にたどり着くというわけ。この画像のファイルパスは途中で切れていますが・・・
「ファイルのパス(path)」とは保存場所への道しるべ

FilePass

ファイルサーバでファイルを管理していると、ファイルの保管場所がどんどん掘り下げられて深くなっていき、それに呼応してファイルパスも長くなっていきます。このファイルパスが長くなると、ファイルの保存ができなくなったり閲覧できないといったトラブルが発生してきます。

以前に掛川の定期保守・ヘルプデスク先の企業であったトラブルでは、PDFファイルが保存・閲覧できなくなってしまい、試しにそのPDFファイルをコピーして自分のパソコンのデスクトップ上に貼り付けると、問題なく閲覧や保存が可能。ということは、PDFファイルそのものの問題ではなく、ファイルの保管方法に問題があるということです。

しかも、そのPDFファイル自体が日本語で書かれており、保管しているフォルダがいくつもあるのですが、そのどれもが長い日本語でフォルダ名を決めています。

こうしたファイルパスが長くてエラーが出る場合には、ファイル名を短くしたり、各フォルダ名も短くする、保管場所を変えてファイルパスを短くする、日本語を止めて英語にする等の対策が必要です。

自分のパソコン内でのみファイルを管理する時には注意する必要はありませんが、会社でのファイルサーバ運用時のファイル管理や共有をする際には、ファイルパスの長さは注意が必要ということです( ・∇・)


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