スマホやタブレット内データのバックアップ&データ管理方法について

ITトータルサポート【モスト】

2023年10月03日 05:56

最近ではパソコンを持っておらず、スマホ(もしくはタブレット)のみで使用している方も多いと思います。

スマホしか持っていない時に気になるのが、スマホ内のデータのバックアップです。大切な写真や音楽データが入っており、スマホが故障したらそのデータも消失してしまいます。



平均寿命としてスマホ2年、ノートパソコン3年、デスクトップパソコン5年とざっくり語られますが、あくまで平均値ですがあながち的外れではない数値だと思っています。
スマホは小さいボディに目一杯の機器を詰め込んでおり、普段からの使用頻度も高く、衝撃や振動も多いですし、故障率は当然高くなります。個人的にも、1年持たずに故障したことも何度もあります。

スマホの場合のデータバックアップ方法はいろいろとありますが、ざっくり大別すると下記の3つになるのではないでしょうか?スマホがiPhoneでもAndroidでもほぼ同じでしょう。

【1】パソコン
【2】メモリーカード
【3】クラウド


【1】パソコンは、いちばん簡単で分かりやすい方法となり、スマホをパソコンとUSB接続して、データをパソコン側にバックアップすることです。スマホよりもパソコンの方が故障率は低いので、万が一の故障時にも安心です。

パソコンに保存する際に、外付けハードディスクにさらに保存しておけばさらに安心。バックアップの基本は、同じデータを2箇所に保存です。iPhoneの場合にはiTunesを使うと便利でしょう。

【2】メモリーカードは、スマホ内に挿入できるマイクロSDカードの類の外付けカードです。

メモリーカードはUSBメモリもそうですが、長期保存には向いておらず、簡単に内部のデータが消えてしまったり、メモリーカード自体が故障したりすることも多いです。価格が安いので、その分長期保存には向いておらず、一時的な保存には向いています。

【3】クラウドは、iPhoneならiCloud、AndroidならGoogleドライブといったように、雲の上のデータ倉庫(クラウド)にデータをインターネット経由で送って保存することです。

最近のスマホは標準でこのクラウドへのバックアップがオンになっているので、知らないうちにクラウド上へバックアップされていることも多いでしょう。


個人的には、パソコンもスマホもデータのバックアップは非常に重要視しており、パソコンやスマホは故障しても買い替えが効きますが、データに関しては消えたら終わりですからね・・・何年もの家族写真が一瞬でパーになった事例を何度も見ていますから、余計に気をつけています。

2箇所へのバックアップはクラウド+外付けハードディスクといった形態にしており、クラウドもMicrosoft 365のOneDriveや、Google WorkspaceのGoogleドライブを活用しています。家族写真はGoogleフォトも併用して、念には念を入れての体制を取っています。

パソコンを持っている方は、定期的にパソコン内にデータをバックアップ、必要に応じて外付けハードディスクにもバックアップしておくと安全でしょう。

本当は手元にいくつもバックアップするよりも、遠隔地にもバックアップしておくのが望ましいのですが、クラウドに慣れていない方には難しいかもしれません。この辺もご希望の方には、丁寧にサポートさせていただいています。

OneDriveやGoogleドライブ、iCloud、Dropbox、Amazon Photos、Googleフォトなど、クラウドサービスは有料・無料含めて数多くのサービスが乱立している状況。ご自分の用途に合ったクラウドサービスを選択することが必要でしょう。

スマホ内の大切なデータをしっかりと守るように、トラブルが起こる前にしっかりと対策しておきましょう。スマホは故障や紛失・盗難のリスクが非常に高いですからね( ・∇・)




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