LINEトーク履歴のデータ復旧は困難なので、しっかりと事前にバックアップ設定を。

データ復旧依頼でよくあるのが、LINEのトーク履歴の復旧希望です。LINEはもはや日本のインフラになっているので（良くも悪くも・・）、こうしたご依頼が増えるわけです。

ですが、LINEのトーク履歴のデータは基本的には各自のスマホによって管理されており、バックアップ設定を事前に行っていないと、データ復旧が非常に困難になります。



バックアップ設定をしていない方は非常に多く、その設定もiPhoneならiCloud、AndroidならGoogleドライブと外部のサーバに保管となっており、ちょっと特殊な構造になっています。自社のLINEサーバではないわけです。

スマホの機種変更時にうまくトーク履歴が移行できないトラブルもあり、すべてが復元できなかったというケースも聞きます。その原因は分かりませんが、そうなるとこちらでは対処しようがありません。

あとは、スマホのパスコードを忘れて使用不可になり、トーク履歴を閲覧できなくなるケースもあります。

LINEは基本的には無料のツールですので仕方がない面もありますが、このLINEをビジネス利用している方も多く、これまたあまりお勧めできません。結局は無料ですからね・・・

文字入力の画面・範囲も非常に小さく、短い文章には向いていますが、ビジネス利用の長文だと泣きそうになります(T_T)

ビジネス利用の際には、LINEのビジネス版を使用すると良いかと思いますが、有料にしてまでLINEを使う方はまだ見たことがありません。
LINE for Business｜LINEが提供する法人向けサービス

LINEが提供する法人向けサービスの導入事例、媒体資料、イベント・セミナー情報 ... などを統合管理して広告配信に活用可能な「ビジネスマネージャー」の提供を開始.

相手側がLINE希望だと仕方がない面もありますが、できれば無料のLINEのビジネス利用は避けたいところ。

ビジネス利用ではやはりMicrosoft 365やGoogle Workspaceを使ってのデータ管理が望ましく、個人的にも重宝しており、そのデータはいつでもどこでもどの機器でも使用できる状況です。

LINEに関しては、1つのスマホ（電話番号）でしか利用できないという点も使い勝手が悪く、プライベートで友達とやり取りするにはいいのですが、ビジネス利用ではかなり厳しい面があります。

生産性や作業効率を上げるためにも、しっかりと費用をかける（大した金額ではないですが）ところにはかけて、気持ちよく仕事をしていきたいものです。


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iCloudやGoogleドライブの連携がうまく行っていないときなど、バックアップがうまくできないこともあります。



あまり使っている方はいませんが、LINE自体にもパスコードロックをかけることが可能です。
LINEのパスコードロックについて｜忘れないように管理しましょう


iPhoneやAndroidスマホのパスコードロックの控えは取っておきましょう。
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