先日、袋井市のお客様(法人)からパソコン修理のご依頼がありました。ありがとうございます!
パソコン修理の内容は、デスクトップ画面まで到達せずに起動できないとのこと。
パソコンの型番はこちらです。
ASUS M6000N/Ne Notebook
OSは古く
Windows XP搭載で、お話を聞くとCADソフト(
ARCHITREND)を使用している関係で、今でもWindows XPを使用しているとのこと。
こういった専用ソフトの使用のためにWindows XPを現役で使っている例は、結構多かったりします。
そんなASUS M6000N/Neですが、通常起動でもセーフモードでもデスクトップ画面まで行かずに、その途中で
ブルースクリーンが表示されるので、ハードまたはソフトの不具合や故障の可能性が高そうです。
ハードディスクを取り出してメーカーを調べてみると日立製だったので、こちらのハードディスク診断ツールを使用してチェックします。
Drive Fitness Test (WinDFT) - HGST
ハードディスクもかなり古くIDE接続の80GB。この辺りの仕様のハードディスクになると、まだ可能ですが入手もだんだんと困難になってきます。
診断の結果はセクターエラーとのことです。
エラーコード(Failure code)が「0x70 Defective Device」と出ています。
こちらのサイトを参照してみると、やはりセクターエラーとのこと。
「Drive Fitness Test」エラーコード一覧
ハードディスクもかなり古いので、交換は避けられないと思いますが、お客様にその旨を伝えると、ARCHITREND CADソフトのディスクやライセンスが不明とのことで、今はいったん作業中断となっています。
Windows XPパソコンの場合は、新品または中古パソコンでの手配も可能ですし、仮想化を使って使用することもできます。
ソフト自体を現在のOSに合わせて買い換えて使用するのがいちばんいいのですが、費用面で厳しい時もありますからね・・・
現在のソフトで何とか延命したいという気持ちは、僕もよく分かります。
しばらくお客様の返答待ちですね( ・∇・)