Google Chromeが遅い時はタブの開きすぎ(メモリ消費)に注意!
先日、出張サポートにてお伺いした袋井のお客様のご依頼が、パソコンの動作が遅い、画面の表示が何かおかしい、エラー表示が出るといった内容でした。
パソコンはDELL製のデスクトップ型で、Celeron&4GBRAMといった一般的な業務用の構成です。使用しているブラウザは
Google Chrome(以下クローム)。調べていくと、どうやらクロームが原因の可能性が高そうです。
クロームは以前でしたら軽くて動作がサクサクのブラウザ、といった印象でしたが、最近のクロームは結構重く、メモリもかなり消費します。
クロームのタブがどれだけメモリ消費に影響しているのか、ちょっと調査してみました。まずこちらは、クロームを閉じているところ。メモリ消費は2.8GBとなっています。
次はクロームを起動して、いつものようにタブを12個立ち上げているところです。タブが多いとメモリを一気に消費(5.2GB)してしまいますね・・・
最後は、12個のタブをすべて閉じて1つのみにしたところ。メモリは3.4GBに落ち着きました。
ということは、立ち上げているタブの数に比例してメモリを消費していく(当然といえば当然ですが)というわけです。このタブは非常に便利なので同時起動している方も多いと思いますので、この点は注意が必要です。
僕の場合は12個のタブを立ち上げていますが、普通の状態だとタブの横サイズが大きいので、ピン止めして横サイズを小さくしています。クロームの起動時にいつも自動起動するというのも便利です。まあ一気に12個のタブが立ち上がるわけでもありますが・・・
パソコンのメモリ容量が多ければ問題ありませんが、一般的なパソコンだと4GBあたりになるのでしょうか。すると、クロームの使い方次第ではこの4GBを超えてしまうので、できるだけタブの数を減らして、タスクマネージャーの状態をチェックしながら使用すると良いでしょう。
Windows10 - タスクマネージャーを起動する方法
我が家のパソコンはメモリ8GB搭載なので、今のクロームの使い方でも問題ありません。個人的には、最近のパソコンではメモリ4GBでは不足気味なので8GBは欲しいところ。さらにSSD搭載にしておくのが望ましいですね。
クロームの使い方や重いときの対処法については、下記サイトも参考になります。基本的な対応策が書かれているので、参考になるはずです。
Chromeが重い・遅い!劇的に動きを軽くする方法はこれ!
Google Workspaceを使っている関係でクロームの必要性は高く(別にEdgeやFirefoxでもいいですが)、今後もメインのブラウザとして使っていく予定なので、今回のような軽量化や対処法は知っておくと何かと役立つと思います( ・∇・)
~こんな記事も書いています~
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