デジタル遺品関連でWindows 10のクリーンインストールのご依頼

ITトータルサポート【モスト】

2019年04月02日 06:07

以前にこちらの記事などで何度も書いていますが、浜松市からご依頼のあったデジタル遺品のサポート対応で、パソコンをご遺族の方が使いたいとのことで、Windows 10で初期化・再インストールを行うことになりました。

もともとはWindows 7でしたが、2020年1月14日に公式サポートも終了しますので、Windows 10の再インストールが必須です。Windows 8という選択肢もありますが、通常はWindows 10の一択でしょう。

今回はデジタル遺品のサポートですが、この辺のサポート内容は通常業務と変わりありません。Windows 10のクリーンインストールを進めていきます。



Windows 10のライセンス認証は、ネットワーク接続した状態で済ませてもいいのですが、ここは「プロダクトキーがありません」(実際にはある)を選択してスキップします。

もともとのエディション(種類)がWindows 7 Home Premiumでしたので、Windows 10 Homeの後続エディションを選択。



ハードディスク内も専用ツールで完全消去しているので、シンプルにCドライブのみのパーティションでWindows 10をインストールしていきます。



この辺は画面の指示に従って進めていきましょう。



個人的にほとんど使わないコルタナがいきなり起動して音を出すので、はじめはビックリします・・・夜の静かな時間にいきなり音が出るとさらに驚くかも?



「デバイスのプライバシー設定の選択」は、パソコンに不慣れな方には内容が分かりにくいですが、個人的にはすべて「いいえ」に変えています。あとから設定変更も可能です。



Windows 10のクリーンインストールが終了して、デスクトップ画面が登場です。これにてインストール作業はいったん成功です。



ネットワーク接続して、まずはWindows Updateを行いましょう。一気に更新プログラムが降りてきて、インストールを始めます。



Windows 10のライセンス認証の確認もOK、Windows Update経由でデバイスドライバの更新も行っていきます。Windows Update経由で不可の場合には、メーカーのホームページからドライバを探しますが、古いパソコンだとドライバがないことも多いです。



このような感じで、Windows 10のクリーンインストールは終了しました。デジタル遺品といえども、この作業はいつもの通常作業と同じです。無事にご遺族の方が使えるようにセットアップして、お渡しすることができるようになりました。



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