Outlook 2013にMicrosoft 365が接続できない|オフィス2013は仕様上不可でした

ITトータルサポート【モスト】

2025年04月30日 06:02

いつもお世話になっている浜松市のお客様より、Windows 8.1搭載パソコンのWindows 10へのアップグレードのご依頼がありました。

パソコンは下記のSONY VAIOノート型で、2013年11月発売モデルとなっています。
製品別サポート > SVF15N17DJS - ソニーストア

Windows 8.1の公式サポートも終わったため、Windows 10へアップグレードしたのですが、Microsoftオフィス2013搭載とこちらも古いため、契約中のMicrosoft 365の使用に支障をきたしてしまっています。


Outlook 2013をMicrosoft 365に接続しようとしたところ、上記のように接続できない状況に・・・

メールサーバーに対して、暗号化された接続を使用できません。
暗号化されていない接続を使用するには、[次へ]をクリックしてください。

Microsoft 365のIDとパスワードはもちろん正確なものを入力済みですが、何度も下記のWindowsセキュリティが登場します。



ここへMicrosoft 365の登録情報を入力しても不可、先へ進むことができません。

インターネット上で調べてみると、どうやら下記の情報が該当しますね。
2020年10月にOffice2010/2013からOffice365へ接続できなくなる

2020年10月13日より、Office2010、Office2013 から企業向けOffice 365(Microsoft365)へ接続できなくなります。
2017年4月20日に Microsoft がアナウンスしています。

かなり前からアナウンスされていたようで、古いMicrosoftオフィスを使うことが少ないので見落としていました。

セキュリティ面からの対応ですが、当然と言えば当然ですね。

仕様上で不可なので、Edgeブラウザ上のMicrosoft 365(Outlook)でメールにアクセスすることになりました。

ちなみに、Windows 8.1では不可だったOneDriveデスクトップアプリが、Windows 10にアップグレードすることで使用可能となり、OneDrive&SharePointともにデスクトップアプリで使用できるようになったので、非常に便利になりました。

Windows 8.1のときには、こちらもEdgeブラウザ上からアクセスしていたので、エクスプローラからファイルにアクセスできるので重宝しますね。

MicrosoftオフィスやWindowsのバージョンが古いと、こうしたMicrosoft 365を使う際には何かと弊害が出てきますので、オンプレミス(買い切り)版のMicrosoftオフィスを使う際には注意しましょう!


~こんな記事も書いています~


winmail.datはOutlook上でクリックしても、パソコンにダウンロードしても、どちらでも開くことができず閲覧不可です。

2022/09/02
いつもお世話になっている浜松市のお客様から出張サポートのご依頼があり、いくつかの案件を対応してきました。その中の1つに、Outlookで受信したメールの添付ファイルが開けないという内容がありました。上記の「winmail.dat(480KB)」という添付ファイルが該当しますが、見かけないトラブルですね・・・…


Windows Live メールは、他メールソフト(OutlookやThunderbirdなど)への移行がなかなか厄介です。
Windows Live メールのデータ移行|MailStore Homeで「プロセスはエラーで終了しました」発生


こうしたアカウント類はロック等されると大変ですので、しっかりと管理を行っておきましょう。
Microsoftアカウントで「お客様のアカウント保護にご協力ください」で使用不可





便利な読者登録もどうぞ

メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着記事をメールでお届けしてすぐに読むことができます。登録も解除も簡単→こちらから

関連記事