Outlook 2013にMicrosoft 365が接続できない|オフィス2013は仕様上不可でした
いつもお世話になっている浜松市のお客様より、Windows 8.1搭載パソコンのWindows 10へのアップグレードのご依頼がありました。
パソコンは下記のSONY VAIOノート型で、2013年11月発売モデルとなっています。
製品別サポート > SVF15N17DJS - ソニーストア
Windows 8.1の公式サポートも終わったため、Windows 10へアップグレードしたのですが、Microsoftオフィス2013搭載とこちらも古いため、契約中のMicrosoft 365の使用に支障をきたしてしまっています。
Outlook 2013をMicrosoft 365に接続しようとしたところ、上記のように接続できない状況に・・・
メールサーバーに対して、暗号化された接続を使用できません。
暗号化されていない接続を使用するには、[次へ]をクリックしてください。
Microsoft 365のIDとパスワードはもちろん正確なものを入力済みですが、何度も下記のWindowsセキュリティが登場します。
ここへMicrosoft 365の登録情報を入力しても不可、先へ進むことができません。
インターネット上で調べてみると、どうやら下記の情報が該当しますね。
2020年10月にOffice2010/2013からOffice365へ接続できなくなる
2020年10月13日より、Office2010、Office2013 から企業向けOffice 365(Microsoft365)へ接続できなくなります。
2017年4月20日に Microsoft がアナウンスしています。
かなり前からアナウンスされていたようで、古いMicrosoftオフィスを使うことが少ないので見落としていました。
セキュリティ面からの対応ですが、当然と言えば当然ですね。
仕様上で不可なので、Edgeブラウザ上のMicrosoft 365(Outlook)でメールにアクセスすることになりました。
ちなみに、Windows 8.1では不可だったOneDriveデスクトップアプリが、Windows 10にアップグレードすることで使用可能となり、OneDrive&SharePointともにデスクトップアプリで使用できるようになったので、非常に便利になりました。
Windows 8.1のときには、こちらもEdgeブラウザ上からアクセスしていたので、エクスプローラからファイルにアクセスできるので重宝しますね。
MicrosoftオフィスやWindowsのバージョンが古いと、こうしたMicrosoft 365を使う際には何かと弊害が出てきますので、オンプレミス(買い切り)版のMicrosoftオフィスを使う際には注意しましょう!
~こんな記事も書いています~
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2022/09/02
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Windows Live メールのデータ移行|MailStore Homeで「プロセスはエラーで終了しました」発生
こうしたアカウント類はロック等されると大変ですので、しっかりと管理を行っておきましょう。
Microsoftアカウントで「お客様のアカウント保護にご協力ください」で使用不可
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