2015年09月28日06:00
前回こちらの記事に書いた続きで、Yahoo!メールをGmailに移行・バックアップしていこうと思います。
前回の方法では、Yahoo!メール内の自分で作成したフォルダ(メール)が移行されないので、こちらの方法に変更します。
最終回 過去に受信・保存したメールをGmailに移行・集約する
移行にはひと手間かかりますが、過去のYahoo!メールをすべて移行するにはこの方法が良さそうです。
方法・設定については、大まかにいうと下記の通り。
1の使用メーラーは、今回はWindows Live メール 2012を使用しました。こちらからダウンロードはどうぞ。
Windows Essentials: その他のプログラム - Microsoft Windows
他にはThunderbirdでもいいですが、IMAP4対応のメーラーを選択しましょう。
これでWindows Live メール 2012内に、過去のYahoo!メールがすべてダウンロード・同期されました。
お次は2の設定です。
GmailでのIMAP4設定は、スマートフォンでメールをチェック(同期)しているので、初期状態(デフォルト)はオフになっていますが、今回の場合はすでにオンに設定済み。
そして、Windows Live メール 2012からIMAP4でGmailに接続していきます。
メールアドレス、パスワード、表示名を入力するだけで、POP3ではなくIMAP4にて接続してくれるので、非常に簡単です。
そして、最後は3のメールの移行です。
これは地道に手作業で1つずつ移行していく必要があります。
その際の注意点としては、フォルダ作成時にGmail側で作成するか、Windows Live メール 2012側で作成するかという問題があります。
問題というほどではないのですが、移行先のGmail(ブラウザ上)でラベルを作成しても、Windows Live メール 2012(PC上)の方に反映されないのです。
それとは逆に、Windows Live メール 2012(PC上)でフォルダを作成すると、Gmail(ブラウザ上)でラベルが同じように作成されます。
通常は逆のような気もしますが、そういう仕様だから仕方がないですね。マニュアル通りでOKということです。
サブフォルダ(ラベル)もしっかり反映されるので大丈夫。
実際のメールのコピーは、回線速度や環境にもよりますが、僕の場合は3,000通のメールが10分ぐらいでした。
まったく急いでいないので、漏れなくコピーできていれば、時間はいくらかかっても構いません。
手作業で1つずつフォルダを指定して、メール本文をコピーしていきましょう。
すべてのメール移行が完了したら、こちらの記事を参考に自動転送の設定を進めていきます。
第2回 Gmailでメールを集約・一元管理する(受信編)
これでYahoo!メールとGmailに、同じ内容のメールが2重に保管されているので、バックアップ完了となり安心!
と思いきや・・・「自動転送したメールは、Yahoo!メールのサーバーには残りません。」の文章を発見(T_T)
Yahoo!メールアドレスへ送信されたメールをほかのメールアドレスへ自動転送できますか
転送元の転送後のメール保存については各メールサーバーによって違うようですが、Yahoo!メールはなんとサーバーに残せないとは驚きです。トホホ・・・
自動転送の機能では今回の内容を満たせないので、GmailのMail Fetcher機能を使って、Yahoo!メール内の受信箱のメールをGmail側にも受け取れるように設定していきます。
GmailのMail Fetcherではメールの取得に1時間程度の遅延が起きてしまいますが、今回の場合はYahoo!メールのバックアップが目的なので問題なし。
リアルタイムでメールを取得できようが遅れようが、そこは特に関係ないのです。
文章にするととてもややこしく、実際に作業してもややこしい今回のメール移行・バックアップですが、万が一のことを考えて設定しておくと安心かと思います。
自分への備忘録も兼ねて記事にしておきました( ・∇・)
パソコントラブル【412】Yahoo!メールからGmailへバックアップ・移行-2≫
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前回こちらの記事に書いた続きで、Yahoo!メールをGmailに移行・バックアップしていこうと思います。
前回の方法では、Yahoo!メール内の自分で作成したフォルダ(メール)が移行されないので、こちらの方法に変更します。
最終回 過去に受信・保存したメールをGmailに移行・集約する
Gmailでメールを一元管理するには、新着メールや送信メールだけではなく、過去に受信したメールもGmailに集約すべきだ。PCのメーラーを利用してGmailに過去のメールを移す方法を解説する。
移行にはひと手間かかりますが、過去のYahoo!メールをすべて移行するにはこの方法が良さそうです。
方法・設定については、大まかにいうと下記の通り。
1.移行したい過去のメールをメーラーから参照できるようにする
2.メーラーからGmailへIMAP4で接続する
3.メーラーを使って移行元からGmailへメールを移動(コピー)する
1の使用メーラーは、今回はWindows Live メール 2012を使用しました。こちらからダウンロードはどうぞ。
Windows Essentials: その他のプログラム - Microsoft Windows
他にはThunderbirdでもいいですが、IMAP4対応のメーラーを選択しましょう。
これでWindows Live メール 2012内に、過去のYahoo!メールがすべてダウンロード・同期されました。
お次は2の設定です。
GmailでのIMAP4設定は、スマートフォンでメールをチェック(同期)しているので、初期状態(デフォルト)はオフになっていますが、今回の場合はすでにオンに設定済み。
そして、Windows Live メール 2012からIMAP4でGmailに接続していきます。
メールアドレス、パスワード、表示名を入力するだけで、POP3ではなくIMAP4にて接続してくれるので、非常に簡単です。
そして、最後は3のメールの移行です。
これは地道に手作業で1つずつ移行していく必要があります。
その際の注意点としては、フォルダ作成時にGmail側で作成するか、Windows Live メール 2012側で作成するかという問題があります。
問題というほどではないのですが、移行先のGmail(ブラウザ上)でラベルを作成しても、Windows Live メール 2012(PC上)の方に反映されないのです。
それとは逆に、Windows Live メール 2012(PC上)でフォルダを作成すると、Gmail(ブラウザ上)でラベルが同じように作成されます。
通常は逆のような気もしますが、そういう仕様だから仕方がないですね。マニュアル通りでOKということです。
サブフォルダ(ラベル)もしっかり反映されるので大丈夫。
実際のメールのコピーは、回線速度や環境にもよりますが、僕の場合は3,000通のメールが10分ぐらいでした。
まったく急いでいないので、漏れなくコピーできていれば、時間はいくらかかっても構いません。
手作業で1つずつフォルダを指定して、メール本文をコピーしていきましょう。
すべてのメール移行が完了したら、こちらの記事を参考に自動転送の設定を進めていきます。
第2回 Gmailでメールを集約・一元管理する(受信編)
これでYahoo!メールとGmailに、同じ内容のメールが2重に保管されているので、バックアップ完了となり安心!
と思いきや・・・「自動転送したメールは、Yahoo!メールのサーバーには残りません。」の文章を発見(T_T)
Yahoo!メールアドレスへ送信されたメールをほかのメールアドレスへ自動転送できますか
転送元の転送後のメール保存については各メールサーバーによって違うようですが、Yahoo!メールはなんとサーバーに残せないとは驚きです。トホホ・・・
自動転送の機能では今回の内容を満たせないので、GmailのMail Fetcher機能を使って、Yahoo!メール内の受信箱のメールをGmail側にも受け取れるように設定していきます。
GmailのMail Fetcherではメールの取得に1時間程度の遅延が起きてしまいますが、今回の場合はYahoo!メールのバックアップが目的なので問題なし。
リアルタイムでメールを取得できようが遅れようが、そこは特に関係ないのです。
文章にするととてもややこしく、実際に作業してもややこしい今回のメール移行・バックアップですが、万が一のことを考えて設定しておくと安心かと思います。
自分への備忘録も兼ねて記事にしておきました( ・∇・)