「なりすまし」「乗っ取り」「遠隔操作」・・・パソコンのダークサイドも

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先日、テレビでニュースを見ていたら、パソコン関連のこんなニュースがありました。ウイルス消去も遠隔操作か 大阪のパソコン乗っ取り

大阪市のホームページ(HP)に無差別殺人予告の書き込みをしたとして逮捕・起訴された大阪府吹田市の男性(43)が事件に無関係だった可能性が浮上し釈放された事件で、男性のパソコンに感染したウイルスが遠隔操作で消去できる性質を持っていたことが8日、捜査関係者への取材で分かった。

「なりすまし」「乗っ取り」「遠隔操作」・・・パソコンのダークサイドもこれ、怖いですね・・・

自分に身に覚えがないのに、殺人予告の書き込みをしたと突然言われて逮捕される。最終的に釈放されたから良かったものの、無実の罪で犯罪者に・・・ということもあるのです。

映画やドラマのような話ですが、実際にこういうケースは起こっています。

パソコンはその場(目の前)になくても、実は外部から遠隔操作ができます。遠隔操作をするにはちょっとした設定が必要ですが、パソコンに詳しい方ならできると思います。

個人的には、外出先からの遠隔操作をする機会はないのですが、お客様の出張サポート・設定の一環でこちらのソフトを使うことはたまにあります。
初心者でも簡単にセットアップできるリモート操作ソフト「CrossLoop(クロスループ)」

「CrossLoop」は、インターネット経由でPCを操作して、パソコンの操作やソフトの設定で困ったPC初心者を遠隔地からサポート可能にするソフト。操作される側にネットワークの知識がなくても容易にセットアップできるのが特長で、NATやファイヤーウォールが有効な環境でも特別な設定が不要なのがうれしい。

こういった遠隔操作ができるソフトはいくつかあり無料で公開されているので、興味のある方は使ってみるのも面白いと思います。

「なりすまし」「乗っ取り」といった言葉もよく聞かれるようになりましたが、まずは自分の身は自分で守らなければいけません。

そのためにはどうするか?まずは、セキュリティソフト(ウイルス対策ソフト)を入れて、ウイルスに感染しないように気をつけます。ウイルス感染の意識を高めるためにも、パソコンに詳しい方以外は有料のセキュリティソフトを購入することを強くオススメします。

実際には、パソコンに詳しくない方に限って無料のセキュリティソフトを入れて、詳しい方は逆にしっかり有料のセキュリティソフトを購入していることがほとんどですが・・・もちろん、僕もウイルス感染の恐ろしさは身に沁みているので、有料のセキュリティソフトを購入しています。

あとは、怪しいWEBサイト(特に海外のサイト)やアダルトサイトには行かない、発行元が不明なソフトを無闇にインストールしないなどが挙げられます。

パソコン(インターネット)が普及して、毎日の生活の中に無くてはならない存在にまでなっていますが、便利で楽しい半面、今回のニュースのような「なりすまし」「乗っ取り」「遠隔操作」といった恐ろしい面があることも忘れないで欲しいです。

と同時に、こういった危険な側面もあることを伝えていくのも、自分の大事な仕事(使命)の一つだと思っています。



「なりすまし」「乗っ取り」「遠隔操作」・・・パソコンのダークサイドも




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