2016年08月29日14:32
先日、浜松市のお客様（個人）からパソコン修理のご依頼がありました、ありがとうございます！
パソコン修理の内容はWindows 10絡みのトラブルで、Windows 7からWindows 10に無料アップグレードした後に、元のWindows 7に戻そうとしたものの戻らなくなったとのこと。
パソコンの型番はこちら。Windows 7、Core i7-2670QM（2.20GHz）、8GBRAMといった高スペックなノートパソコンです。
HP Pavilion dv6-6b00/CT
お客様側でWindows 7のディスクを購入したようですが、ドライバはもちろん当たっていないので使用できない（こともないけど）状態。
こちらでHPのサイトよりドライバを集めてインストール、そしてWindowsのライセンス認証をしてみますが、何故か弾かれてしまいます。
購入したWindows 7のディスクを見てみると、Windows 7 Professional SP1 x86となっていますが、元々のOSは異なりWindows 7 Home Premium SP1 x64なので、こちらでディスクを再手配して再インストールしていきます。間違えて購入してしまったようです。
HPのドライバのダウンロードはこちらからどうぞ。
ドライバーのダウンロード - HP® Customer Support
こちらはディスプレイ用ドライバですね。
Windowsのインストールやライセンス認証、ドライバ関係も問題なく完了してこれで完了！と思いきや・・・クリーンインストール直後なのに動作が遅いので、これは他にも何か障害がありそうな雰囲気です。
ハードディスク故障の可能性もあるので、HPに元から搭載されているHP Advanced System Diagnostics（機器診断ツール）を使用して、ハードディスク故障のチェックを行います。
が・・・何故かハードディスク自体を検出しません。
こちらは、BIOS上からハードディスク故障のチェックをしてみた画面。
こちらの診断は簡易的なものですが、問題なしと表示されていました。
それでも動作が遅い症状は続くので、CrystalDiskInfoをインストールしてチェックしてみます。すると・・・
黄色表示で「注意」と出ており、セクタ系のエラーが表示されていました。
このCrystalDiskInfoはハードディスクの状態を監視するソフトですが、こうしたエラー表示を見ることは稀なので、ちょっと気になるエラーではあります。
ハードディスクのエラーということで、定石のWindows標準のチェックディスクを行います。
Windows 7でハードディスクのエラーをチェックする方法 - 121ware.com
チェックディスクの後は動作が遅い症状がいくぶん収まっている感じもしますが、それでもまだ違和感が残ります。
その後もシステムファイルチェッカー、Intel Rapid Storage Technology、Windows再インストールなど行ってみましたが、それでも動作は遅いまま・・・これはハードディスクを交換してテストするのが早そうです。
ハードディスクを手持ちのものに交換してWindows 7をインストールしてみると、動作は非常に快適な状態に戻りました。
CPUはCore i7＆8GBRAM搭載の動作に戻り、これが正常な状態ということを確認できたので、元々のハードディスク故障と判断できました。
お客様に相談して、今回は中古の格安な320GBハードディスクに交換することになり、Windows 7やドライバを再度インストールし直しました。
CrystalDiskInfoでハードディスクの状態をチェックしても問題ありませんので、これにてパソコン修理が完了です。
お客様に聞くと、以前からパソコンの動作が遅い症状はあったようで、「Core i7の性能はこんなものかな？会社のCeleronより遅いってWindowsの不具合なのかな？」と思っていたようです。
そんな症状があったのでWindows 10にアップグレードして改善を図ったようですが、今回の場合はWindowsではなくハードディスク側に障害があったということです。一般の方にはこの辺の見極めは難しいと思います。
ということで、今回は浜松市からのパソコン修理のご依頼でした。ありがとうございました( ・∇・)
パソコントラブル【491】HP Pavilion dv6-6b00/CTの動作が遅い≫
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先日、浜松市のお客様（個人）からパソコン修理のご依頼がありました、ありがとうございます！
パソコン修理の内容はWindows 10絡みのトラブルで、Windows 7からWindows 10に無料アップグレードした後に、元のWindows 7に戻そうとしたものの戻らなくなったとのこと。
パソコンの型番はこちら。Windows 7、Core i7-2670QM（2.20GHz）、8GBRAMといった高スペックなノートパソコンです。
HP Pavilion dv6-6b00/CT
お客様側でWindows 7のディスクを購入したようですが、ドライバはもちろん当たっていないので使用できない（こともないけど）状態。
こちらでHPのサイトよりドライバを集めてインストール、そしてWindowsのライセンス認証をしてみますが、何故か弾かれてしまいます。
購入したWindows 7のディスクを見てみると、Windows 7 Professional SP1 x86となっていますが、元々のOSは異なりWindows 7 Home Premium SP1 x64なので、こちらでディスクを再手配して再インストールしていきます。間違えて購入してしまったようです。
HPのドライバのダウンロードはこちらからどうぞ。
ドライバーのダウンロード - HP® Customer Support
こちらはディスプレイ用ドライバですね。
Windowsのインストールやライセンス認証、ドライバ関係も問題なく完了してこれで完了！と思いきや・・・クリーンインストール直後なのに動作が遅いので、これは他にも何か障害がありそうな雰囲気です。
ハードディスク故障の可能性もあるので、HPに元から搭載されているHP Advanced System Diagnostics（機器診断ツール）を使用して、ハードディスク故障のチェックを行います。
が・・・何故かハードディスク自体を検出しません。
こちらは、BIOS上からハードディスク故障のチェックをしてみた画面。
こちらの診断は簡易的なものですが、問題なしと表示されていました。
それでも動作が遅い症状は続くので、CrystalDiskInfoをインストールしてチェックしてみます。すると・・・
黄色表示で「注意」と出ており、セクタ系のエラーが表示されていました。
このCrystalDiskInfoはハードディスクの状態を監視するソフトですが、こうしたエラー表示を見ることは稀なので、ちょっと気になるエラーではあります。
ハードディスクのエラーということで、定石のWindows標準のチェックディスクを行います。
Windows 7でハードディスクのエラーをチェックする方法 - 121ware.com
チェックディスクの後は動作が遅い症状がいくぶん収まっている感じもしますが、それでもまだ違和感が残ります。
その後もシステムファイルチェッカー、Intel Rapid Storage Technology、Windows再インストールなど行ってみましたが、それでも動作は遅いまま・・・これはハードディスクを交換してテストするのが早そうです。
ハードディスクを手持ちのものに交換してWindows 7をインストールしてみると、動作は非常に快適な状態に戻りました。
CPUはCore i7＆8GBRAM搭載の動作に戻り、これが正常な状態ということを確認できたので、元々のハードディスク故障と判断できました。
お客様に相談して、今回は中古の格安な320GBハードディスクに交換することになり、Windows 7やドライバを再度インストールし直しました。
CrystalDiskInfoでハードディスクの状態をチェックしても問題ありませんので、これにてパソコン修理が完了です。
お客様に聞くと、以前からパソコンの動作が遅い症状はあったようで、「Core i7の性能はこんなものかな？会社のCeleronより遅いってWindowsの不具合なのかな？」と思っていたようです。
そんな症状があったのでWindows 10にアップグレードして改善を図ったようですが、今回の場合はWindowsではなくハードディスク側に障害があったということです。一般の方にはこの辺の見極めは難しいと思います。
ということで、今回は浜松市からのパソコン修理のご依頼でした。ありがとうございました( ・∇・)
