インターネット回線の解約作業|浜松市のデジタル遺品サポート

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以前にこちらの記事にも書いていますが、浜松市からのデジタル遺品のご依頼の中で、インターネット回線の解約作業がありました。

インターネット回線については、意外と難しい点が多く、多くの方は「回線事業者って?プロバイダはどこ?」といった感じで、自分がどこと契約しているのか不明な場合も結構あります。

デジタル遺品

回線事業者とプロバイダが別々のときもありますし、一緒になっているときもあり、回線事業者も光回線やADSL(最近は少ないですが)があり、それぞれの内容を把握していないと何が何だか分からない・・・となってしまいがちです。

契約した本人でさえ内容が難しくて分からないこともあるのに、他人がその内容を把握するのはさらに困難です。多くの場合は契約書や請求書からたどっていき契約を確認していきますが、内容を把握できていないと電話回線とも混同して、まったく先に進まないことも多いでしょう。

今回のケースも1ヶ月ほどあれやこれやで内容を探ってみたようですが、結局先に進まず、今回のデジタル遺品のご依頼となったわけです。

その間も使っていないインターネット料金は毎月引き落とされていきますし、光回線だと6,000円ほど、光電話やオプションを付けていると1万円近く毎月引き落とされることもあります。今回も1万円以上の料金が毎月引き落とされていました。合計で2年間ほど、この状態だったようです。

こちらとしても、とりあえずの手がかりを片っ端から集めてもらい、内容をまず把握、分からなければ該当しそうな回線事業者やプロバイダに確認していきます。その確認の電話も、当然今のご時世なので本人からの電話が必須、確認の際の契約IDなども必要になってきます。

今回のケースでは、契約書を故人の方がしっかり残してくれてあり、それに合わせて請求書も集めてもらい、そこから探ってきました。結果的には、回線事業者がコミュファ光、プロバイダがau one netと判明しました。

このときによくあるパターンが、回線事業者やプロバイダを何年か前に変更していて、その契約書が複数出てきて、今の契約がわかりにくくなっていることもあります。日付を参考に探っていきますが、お客様に聞いても理解されておらず、どの契約が現在の契約か不明といったことも・・・

古い契約書だけ残っていて、最新の契約書がなかったりすると、その古い契約が現在の契約だと間違えてしまうことも過去に何度もありました。こういうときは粘り強く対応していくのみです。

契約書がないときには、電話でその旨を説明して本人確認など進めていくことになります。この辺の進め方は、各サービスによって異なりますね。契約書はきっちりと残しておくのは鉄則です。

解約するにはもちろん本人の電話対応が必要で、第3者では不可。今のご時世では当然ですね。スマホのスピーカーフォン機能にして、一緒に聞きながら横でサポートして対応していきます。途中でこちらが口を出すと、本人以外は電話できないと言われることも(笑)

スマホのスピーカーフォン機能は結構便利で、相手の声がこちらの複数人で聞くことができますし、こちらの声も相手側にもちろん伝わります。通常の電話だと1対1の会話ですが、スピーカーフォン機能を使えば1対複数の会話ができるわけです。

ちなみに、コミュファ光とau one netの解約作業は下記からどうぞ。
解約をお考えのお客さまへ | お客さまサポート一覧 | コミュファ光
インターネット・電話に関するお問い合わせ | サポート | au

今回もこうして無事に、インターネット回線の解約作業が完了しました。デジタル遺品の業務の1つですが、なかなか大変だったりしますね。


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