[磐田,浜松,袋井] パソコンサポートと出張修理 奮闘日記

米国 IHS は2011年12月2日、全世界タブレット端末市場の2011年第4四半期における状況を予測し、その結果を発表した。それによると、出荷台数ベースが最も多いのは米国 Apple 製「iPad」の約1,860万台で、市場シェアは65.6％あった。2位は米国 Amazon.com 製 Android 端末「Kindle Fire」の約390万台。11月に出荷を始めたばかりにもかかわらず、市場シェア13.8％を確保する見通しという。

出荷前後から米国での人気は高く、タブレット市場で一人勝ち状態の「iPad」シリーズを脅かす存在になりつつあるという。7インチ液晶を備える手頃な大きさのきょう体にデュアルコアのCPUを搭載しており、基本的なスペックはiPadシリーズや最新のAndroidタブレット製品に見劣りしない。それでいて価格はiPadシリーズの半額以下となる199米ドルなのだから、人気が出るのはよく分かる。

部品コストは185.60ドルで、製造コストの7.10ドルおよび製造受託企業への利益9.00ドルを加えた製造原価は201.70ドルになるという。現在 Amazon.com は Kindle Fire を199ドルで販売しており、1台売れるごとに損失がつみあがる状況とみられる。しかし IHS は「Amazon.com は、Kidle のハードウェアを収益源にしているわけでなく、Kindle 経由で販売するコンテンツや商品に頼っている」と指摘した。