ランサムウェア(身代金ウイルス)で石油パイプラインが一時停止について

カテゴリー │★パソコンニュース

食事をするキッチンにはテレビがなく、いつもAmazonエコーでラジコを聴いているのですが、下記のニュースが飛び込んできました。
米最大級の石油パイプライン、サイバー攻撃で一時停止

ランサムウェア

(CNN) 米石油パイプライン大手コロニアル・パイプラインは7日、サイバー攻撃を受けてパイプラインの操業を一時的に停止した。
コロニアル・パイプラインは8日、ランサムウェア(身代金ウイルス)による攻撃があったと発表した。7日に発覚して一部のシステムを落としたため、全パイプラインの稼働が停止した。

ランサムウェアというのは身代金ウイルスとも言われており、感染するとパソコンがロックされたり暗号化されたりして使用不可となり、その解除のために身代金を要求されるというもの。

身代金を払ったからと言って元通りに使えるかどうかは不明で、かなり危険なマルウェアの1つです。
ランサムウェア | トレンドマイクロ - Trend Micro

ランサムウェアとは、感染したPCをロックしたり、ファイルを暗号化したりすることによって使用不能にしたのち、元に戻すことと引き換えに「身代金」を要求する不正プログラムです。身代金要求型不正プログラムとも呼ばれます。

日経でもCNNでもトップニュースとして扱われていますが、セキュリティに関しては強固にしているはずのこうした大企業でも、脆弱性やスキをついてハッキングされるということですね・・・

新型コロナウイルスも同じだと思いますが、ITのセキュリティに関しても対岸の火事と思わずに、できることから最低限のセキュリティ対策は必須。

Windowsの定期的な更新や有料セキュリティソフトの導入、セキュアなブラウザやメールソフト使用、フィッシング詐欺対策、外部メディア使用時のセキュリティチェック、ID&パスワードの管理など、日々のセキュリティ対策の積み重ねかなと思います。

下記のニュースもありますが、DELLパソコンの脆弱性が見つかり対応が必要ということも出てきます。
数億台のデル製PCに特権昇格の脆弱性。パッチインストール必須

セキュリティ企業のSentinelOneは、デルのデスクトップPC、ノートPC、タブレットに提供されているファームウェアアップデート用ユーティリティなどに、攻撃者が管理者以外のユーザーからカーネルモードの特権に昇格させることができる脆弱性があると発表した。

こうした事例もどうしても出てきてしまうので、速やかに対応する迅速さも大切です。

【追記】下記の方法で対応可能です。
DELLドライバ「dbutil_2_3.sys」削除を行い、脆弱性対応をしましょう

セキュリティは一見地味に見えますが、新型コロナウイルスと同じで感染すると一気に拡大して、その後は収集がつかない事態に陥ってしまうので、日々のコツコツとした積み重ねが大事だと感じています。

決して軽視せずに、できることからしっかりとセキュリティ対策を各々していきましょう。


MOST-Banner

便利な読者登録もどうぞ

メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着記事をメールでお届けしてすぐに読むことができます。登録も解除も簡単→こちらから



  • 同じカテゴリー(★パソコンニュース)の記事

     
    この記事へのコメント
    はじめまして(^^♪ブログ訪問ありがとうございます
    Posted by カスタードパン at 2021年05月10日 11:59
    カスタードパンさん

    こちらこそコメントありがとうございます。
    今後ともよろしくお願いします!
    Posted by ITトータルサポート【モスト】ITトータルサポート【モスト】 at 2021年05月18日 09:56
     
    <ご注意>
    書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

    削除
    ランサムウェア(身代金ウイルス)で石油パイプラインが一時停止について
      コメント(2)