パソコントラブル【470】Drive Fitness Testで0x70のセクターエラー

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先日、袋井市のお客様(法人)からパソコン修理のご依頼がありました。ありがとうございます!

パソコン修理の内容は、デスクトップ画面まで到達せずに起動できないとのこと。

パソコンの型番はこちらです。
ASUS M6000N/Ne Notebook

OSは古くWindows XP搭載で、お話を聞くとCADソフト(ARCHITREND)を使用している関係で、今でもWindows XPを使用しているとのこと。

こういった専用ソフトの使用のためにWindows XPを現役で使っている例は、結構多かったりします。

そんなASUS M6000N/Neですが、通常起動でもセーフモードでもデスクトップ画面まで行かずに、その途中でブルースクリーンが表示されるので、ハードまたはソフトの不具合や故障の可能性が高そうです。

ハードディスクを取り出してメーカーを調べてみると日立製だったので、こちらのハードディスク診断ツールを使用してチェックします。
Drive Fitness Test (WinDFT) - HGST

ハードディスクもかなり古くIDE接続の80GB。この辺りの仕様のハードディスクになると、まだ可能ですが入手もだんだんと困難になってきます。



診断の結果はセクターエラーとのことです。



エラーコード(Failure code)が「0x70 Defective Device」と出ています。



こちらのサイトを参照してみると、やはりセクターエラーとのこと。
「Drive Fitness Test」エラーコード一覧

ハードディスクもかなり古いので、交換は避けられないと思いますが、お客様にその旨を伝えると、ARCHITREND CADソフトのディスクやライセンスが不明とのことで、今はいったん作業中断となっています。

Windows XPパソコンの場合は、新品または中古パソコンでの手配も可能ですし、仮想化を使って使用することもできます。

ソフト自体を現在のOSに合わせて買い換えて使用するのがいちばんいいのですが、費用面で厳しい時もありますからね・・・

現在のソフトで何とか延命したいという気持ちは、僕もよく分かります。

しばらくお客様の返答待ちですね( ・∇・)





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