2017年10月16日09:37
パソコントラブル【578】Windows 7の起動時に毎回チェックディスクが走る≫
カテゴリー │★PCトラブルQ&A
いつもお世話になっている浜松市のお客様より、パソコン修理のご依頼がありました。いつもありがとうございます!
パソコン修理というよりメンテナンスに近いのですが、パソコン起動時に毎回チェックディスク(chkdsk)が走ってしまい、解除することも実行することもできないとのこと。OSはWindows 7 Enterprise x64でDELL製のノートパソコンです。

チェックディスクというと、名前からハードディスクの内部のディスクのチェック(傷や破損など)と思われがちですが、そういった機械的なチェックではなく、Windowsのシステム側(ソフト)のチェックとなります。
「chkdsk」と修復オプション - PCと解
チェックディスクが毎回走ってしまうということは、Windows側にて何らかの破損や不具合を検知しているわけで、その修復を毎回試みますが失敗しているというわけ。
手動にてチェックディスクを設定してみても、Windows起動時のチェックディスクが一瞬走りますが、エラーが出て先に進まず終了、デスクトップ画面に進んでいきます。その写真を撮り忘れたのが痛いですが・・・
Windowsの状態が悪かったので、パソコンの動作も遅かったりフリーズが多かったりと、Windows絡みの不具合が出ていたようです。
効果はないだろうとは分かっていたものの、念のためWindowsのプロファイル再作成を行ってみましたが、予想通り何の効果もありませんでした。プロファイルは根底のWindowsシステムの上に乗っかっているものなので、今回のようなWindows不具合の場合にはプロファイル再作成では効果はありません。
ユーザープロファイル 再構築: IT備忘録
こういう時には、Windowsの修復に時間をかけるという手もありますが、修復が成功しても一部分だけで他の部分がまた別のエラーを出す、ということも十分に考えられます。Windowsをきれいに最初から再インストールするのが最善の作かと思います。
Windowsの再インストールにより、起動時に毎回走るチェックディスクはなくなり、問題なく使用できるようになりました。ということは、やはりWindowsの不具合が原因ということです。
Windowsの不具合の原因は多岐に渡り、Windows Updateの失敗やウイルス、自然とシステムが乱れてくる、強制終了を繰り返して破損、インストールしたソフトの相性の悪さ、IEとの連携など、原因は無数にあり特定するのも至難の業。
大事にパソコンを使っていても、ある日突然Windowsが破損して起動できなくなった、という経験も個人的にはあるので、大切なのはいつ何があっても復旧てまきるような環境作りです。
システムイメージを取っておく、データのバックアップを取っておく、クラウドを活用してパソコン内にデータを残さない、DAASを使ってどのパソコンからでもアクセス可能にする(やっている人は皆無だけど)など、時前の対策をしっかりとしておくことが大切です。
ということで、今回は浜松市からのパソコン修理(メンテナンス)のご依頼でした。ありがとうございました!
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パソコン修理というよりメンテナンスに近いのですが、パソコン起動時に毎回チェックディスク(chkdsk)が走ってしまい、解除することも実行することもできないとのこと。OSはWindows 7 Enterprise x64でDELL製のノートパソコンです。

チェックディスクというと、名前からハードディスクの内部のディスクのチェック(傷や破損など)と思われがちですが、そういった機械的なチェックではなく、Windowsのシステム側(ソフト)のチェックとなります。
「chkdsk」と修復オプション - PCと解
「chkdsk」は、ファイルシステムのエラーをチェックし、修復するためのプログラムです。つまり、「chkdsk」がチェックして修復する対象は、あくまでもソフトウェア的なものであり、決してハードウェア的なものではないのです。
チェックディスクが毎回走ってしまうということは、Windows側にて何らかの破損や不具合を検知しているわけで、その修復を毎回試みますが失敗しているというわけ。
手動にてチェックディスクを設定してみても、Windows起動時のチェックディスクが一瞬走りますが、エラーが出て先に進まず終了、デスクトップ画面に進んでいきます。その写真を撮り忘れたのが痛いですが・・・
Windowsの状態が悪かったので、パソコンの動作も遅かったりフリーズが多かったりと、Windows絡みの不具合が出ていたようです。
効果はないだろうとは分かっていたものの、念のためWindowsのプロファイル再作成を行ってみましたが、予想通り何の効果もありませんでした。プロファイルは根底のWindowsシステムの上に乗っかっているものなので、今回のようなWindows不具合の場合にはプロファイル再作成では効果はありません。
ユーザープロファイル 再構築: IT備忘録
こういう時には、Windowsの修復に時間をかけるという手もありますが、修復が成功しても一部分だけで他の部分がまた別のエラーを出す、ということも十分に考えられます。Windowsをきれいに最初から再インストールするのが最善の作かと思います。
Windowsの再インストールにより、起動時に毎回走るチェックディスクはなくなり、問題なく使用できるようになりました。ということは、やはりWindowsの不具合が原因ということです。
Windowsの不具合の原因は多岐に渡り、Windows Updateの失敗やウイルス、自然とシステムが乱れてくる、強制終了を繰り返して破損、インストールしたソフトの相性の悪さ、IEとの連携など、原因は無数にあり特定するのも至難の業。
大事にパソコンを使っていても、ある日突然Windowsが破損して起動できなくなった、という経験も個人的にはあるので、大切なのはいつ何があっても復旧てまきるような環境作りです。
システムイメージを取っておく、データのバックアップを取っておく、クラウドを活用してパソコン内にデータを残さない、DAASを使ってどのパソコンからでもアクセス可能にする(やっている人は皆無だけど)など、時前の対策をしっかりとしておくことが大切です。
ということで、今回は浜松市からのパソコン修理(メンテナンス)のご依頼でした。ありがとうございました!
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