[磐田,浜松,袋井] パソコンサポートと出張修理 奮闘日記

メールはいくつか持っていて用途に応じて使い分けているのですが、個人用のメールアドレスのYahoo!メールに、MUFG（三菱東京UFJ銀行）からの怪しいメールが届きました。

MUFGカードは使っているので、最初は疑いもせずに「どれどれ、ちょっと状況をチェックしてみようかな？」と思っていましたが、よくよく文面を見てみると怪しい点が多いことに気がつきます。



タイトルは「【重要：必ずお読みください】」となっており、下記の文面が続きます。

MUFGカードWEBサービスご登録確認
いつも MUFGカードWEBサービスをご利用いただき、ありがとうございます。
この度、MUFGカードWEBサービスに対し、第三者によるアクセスを確認いたしました。
万全を期すため、本日、お客様のご登録ＩＤを以下のとおり暫定的に変更させていただきました。

MUFGのIDはこちらで任意のIDを決めているのに、MUFG側で勝手に変えることはあるのかな？と不思議に思いましたが、メールに記載のリンク先にアクセスすると、このような画面になります。



セキュリティソフトはESETシリーズを使っていますが、そのESETが怪しいサイトと判断して、上記のような警告画面を出してくれました。過去このような画面はほとんど見たことがありませんが、この時点で「あっ、なるほど！」と気が付きました。いわゆる詐欺メールまたはフィッシング詐欺ですね・・・

MUFGにログインして自分の管理画面を見てみますが、ID変更に関する内容は記載なし、変更されたはずのIDで今までどおりログインできます。さらにこんな表示もありました。



「メール詐欺にご注意ください」とのことで、まさに今回の詐欺メールに該当します。

送られてきたメールの詳細ヘッダー（メールの送り主や経由サーバなど詳細が記載されています）を見てみると、モザイク処理をかけていますが、明らかに怪しいメールアドレスから送られてきていることが分かりました。



今回はセキュリティソフトの警告画面があったから良かったものの、詐欺メールも巧妙になってきているので引っかかってしまう方も多いのではないでしょうか？

ちょっと調べてみると、今回と同じ内容の詐欺メールについてのMUFGの警告が出ていました。多くの方にこの詐欺メールが届いているのでしょう。
MUFGカードをかたるフィッシング（詐欺）メールにご注意ください！

MUFGカードをかたり、会員様を含む不特定の方へMUFGカードWEBサービス利用者登録画面を偽装したWEBサイトへ誘導するフィッシングメールを送り、お客様のクレジットカード情報や個人情報の入力を誘導する悪質な詐欺が発生しています。
このようなフィッシングメールを受け取った際はURLをクリックしないようお願いいたします。

最近の例では、知り合いの方がフェイスブックでアカウントが乗っ取られてしまいパスワードが勝手に変更されたとのこと。気がつくまでの間に、そのフェイスブック上の知り合いに不審なメッセージが送られてしまったようです。僕のところにも明らかな不信メッセージが届きました。

オレオレ詐欺も巧妙化していますが、それとまったく同じことがインターネット上でも蔓延しているわけです。

「あれっ、何かおかしいな・・・」と直感的に感じたら、落ち着いて対応するようにしましょう。各サービスの窓口に問い合わせる、周りのITに詳しい方に相談する等の対策が必要です。

それと同時に、セキュリティソフトの存在ももちろん見逃せません。僕の場合もセキュリティソフト（ESET）があったから早く気が付きましたが、セキュリティソフトを入れていない、無料のセキュリティソフトではブロックしてくれない可能性が高いです。

インターネットを使用するなら、必ずセキュリティソフトを有料で購入するようにしましょう。ここをケチるととんでもないことになりますよ(T_T)


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