パソコントラブル【486】VAIO VGC-JS50Bの動作が遅い

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先日、以前にもパソコン修理&出張サポートのご依頼をいただいたことのある浜松市のお客様(個人)から、再度リピート依頼をいただきました。ありがとうございます!

今回のパソコン修理の内容は、ここ一週間で急にパソコンの調子が悪くなり動作が遅い、パソコン起動時にエラーが多数出るといった症状です。

これといった思い当たるフシはないそうですが、小さなお子さんがパソコンを触るようで、その影響かも?と言っていました。

パソコンの型番はこちら。液晶一体型のWindows Vista搭載です。
VGC-JS50B/S - VAIO - ソニー

イベントビューアを見てみると、ある時点からWindowsログ内のアプリケーションは、エラーログが大量に吐き出されています。



パソコン起動時には「リモート プロシージャ コールに失敗しました」エラーが出ます。



「Windowsサービスのホストプロセスは動作しなくなったため、閉じられました」エラーも出ます。



イベントビューアのシステムログは参照不可。



セキュリティソフトはインストールしておらず、Windows Vistaということで長く使用していることもあり、Windowsのトラブルの可能性が高そうです。

取り急ぎシステムの復元を試して、過去のWindowsの状態に戻ってみます。



システムの復元自体は成功したものの、それでも動作が遅い&起動時にエラー画面が出る症状は改善されていません。

それならばと、システムの復元を再度試してみて、今度はいちばん過去の時点の復元ポイントを使用して復元してみます。が、それでも症状は改善しません。

ユーザーアカウントを別に新規作成してみますが、これも効果なし・・・まだまだ動作が遅い状況は変わりません。Windows自体の不具合の可能性がより高まってきました。

次の手として、ハードディスクのエラーチェック(チェックディスク)を試してみます。
Windows Vistaでハードディスクのエラーをチェックする方法 - 121ware.com



パソコン起動時のエラーは出るものの、動作自体はかなり改善されてきました。あとはエラー表示ですね。

それでは、次の手はシステムファイルチェッカー(sfc /scannow)にてWindowsの修正を行います。
システム ファイル チェッカー ツールを使用して不足または破損しているシステム ファイルを修復する



このシステムファイルチェッカーは効きました、この後からエラー表示が消えて動作も快適に戻りました。

ということは、チェックディスクとシステムファイルチェッカーで効果が出たということで、Windowsの不具合だったと判明です。

今回の原因はWindowsの不具合でしたが、機器の診断もVAIOハードウェア診断ツールにて行っておきます。結果は問題なし。

システムの復元にて復元ポイントを最後に作成して、お客様のご自宅まで出張サポート(というか納品&設置)に行き、今回のパソコン修理は終了しました。

Windows Vistaということもあり、来年の2017年に公式サポートも終了するので、そろそろ買い替えも検討しておくことをお勧めしておきました。
Windows Vista、サポートが終了する2017年4月11日まで、あと1年

ということで、浜松市からのパソコン修理のリピート依頼でした。ありがとうございました( ・∇・)





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