便利なパソコン小技集【38】Windowsのライセンス期限を延長

カテゴリー │★パソコン小技集

Windowsをテスト的にインストールする機会が多いのですが、その際に問題になるのがライセンス使用期限です。

問題というか当然といえば当然なのですが、Windowsの使用期限はライセンスの認証をしていないと、30日間や60日間と日数が決められています。

Windowsのテスト導入の目的は様々ですが、ソフト(アプリケーション)の動作確認を事前にしたいという目的もその1つ。

もちろん、Windowsを新規にインストールするわけではなく、こちらの記事のように仮想化環境(パソコンの中にパソコンを作るといった感じ)でWindowsを入れていきます。
仮想化(VMware Player)上にWindows 2000をインストール(WinMAXテスト用)

その際に、動作テストの日数が30日間で不足してしまった場合にはどうするか?

マイクロソフトはそんな場合のために、ライセンス期間の延長措置を準備してくれてます。優しいな~。
Windows OSのライセンス認証の猶予期間を延長する

通常、Windows OSのライセンス認証には30日の猶予期間がある。猶予期間内に認証を行わないと、システムが利用できなくなる。slmgrコマンドを使うと猶予期間をリセットして延長できる。猶予期間のリセットは最大で3回まで実行できる。

今回ちょうどそのような機会に恵まれた?ので、備忘録も兼ねて記事にしておこうと思います。

まずは、現在のWindowsライセンスの残り日数の確認です。今回は残り11日間でした。

Windows licence

インストールしたOSが通常のWindows 7でしたので、試用期間は30日間となっています。

残り11日間を過ぎたらどうなるのでしょうか?

試したことはありませんが、Windowsが起動しなくなったり、機能の一部が制限されることになるような気がします。

そんな時には、再度Windowsを入れ直せば良いのですが(笑)

さて、Windowsのライセンス延長です。方法はとても簡単。

上記のリンク先に延長方法が書いていますが、コマンドプロンプト(cmd)を管理者権限で起動させて、「slmgr -rearm」を入力するだけです。

入力ミスがなければ、下記のような画面が出て延長完了です。

Windows licence-1

入力ミスも何も、コピー&ペーストで行えば間違えようがありません。

延長措置となっていますが、30日間が追加されて41日間に延長されるわけではないようです。

Windows licence-2

今までのライセンス期限がリセットされて、またここから30日間使えるようになっています。

ライセンス期限をギリギリまで使いたい方は、残り1日になった段階で「slmgr -rearm」を入力!とすると、目一杯Windowsのテストをできるというわけ。

自分自身が忘れそうなので、しっかりと記事に残しておきました( ・∇・)





  • 同じカテゴリー(★パソコン小技集)の記事

     
     
    <ご注意>
    書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

    削除
    便利なパソコン小技集【38】Windowsのライセンス期限を延長
      コメント(0)