デジタル遺品の最重要項目の1つ|IDやパスワードの管理方法について

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IDやパスワードが分からずに、死後IT機器にログインできずデジタル遺品を救出することができなくて途方に暮れてしまう・・・というのは容易に想像できるトラブルです。

iPhone

このIDやパスワード管理というのもなかなか難しく、以前にブログでも書いていますが、その管理方法にはいくつもの方法があり、人によって管理方法も異なります。また、「これが正解!」」というものもなく、各自に合った方法で管理していくことになります。

ちなみに、自分の場合だとアナログにパスワード帳(普通のノート)で管理しており、そこを金庫のような普通では分からない場所に保管しています。一緒に保管しているのはマイナンバーや実印、銀行などの大切な書類です。それだけパスワード帳も大切に扱っているということ。その辺にポイっと置くことはまずありません。

以前はそのパスワード帳だけで管理していましたが、数が多くなってきて憶えきれない、IDやパスワードが必要なときにその都度パスワード帳を持ってくるのが大変になってきて、今ではそのパスワード帳と並行してG Suite(クラウド)上にパスワード帳を作成しています。

セキュリティ的に安全&信頼できるG Suiteといえども100%安全なわけではないので、そのIDとパスワードも自分にしか分からないように暗号化(ダミー文字で英数字を混ぜる)しています。たとえば、パスワードが「Hamazo1234」だとしたら、「uygw6Ha36buxeguzouwgdy6vygwdf1234」などのようにダミー文字を混ぜるのです。
IDとパスワードの管理方法をテスト中!ダミー文字を混ぜておくといいかも?

パスワード帳(ファイル)自体を暗号化するという方法もありますが、今はダミー文字を混ぜる方法で管理中です。そのほかにもインターネット上でパスワード管理するツールやソフトもありますし、この辺は各自の好みで選んでもらえればと思います。

デジタル遺品としてデータ救出をする際にも、IDやパスワードは必須になることが多いですが、万が一の事前の対策として何か手を打っておくのも良いのではないでしょうか?

夫や妻にその旨を連絡しておく、パスワード管理ソフトを利用する、パスワード帳の場所を伝えておく&共有するなど、いざというときのために事前に対策を打っておくのです。自分もしっかりと妻にはその旨を伝えています。

パソコンは比較的何とかなるのですが、これがiPhoneなどのスマホになるとセキュリティが非常に堅牢で、国家レベルのセキュリティになっているので、手がかりが何もないと手が打ちようがない(メーカー側も対応できない)という事態に陥ります。
【アメリカ】iPhoneロック解除事件、アップルの対応が示すGRの重要性

ありとあらゆるサービスが現在ではIDまたはパスワードで管理されているため、デジタル遺品に限りませんがしっかりと管理しておくことが望ましいです。間違っても手帳に書いておいたり、パソコンやスマホのメモ帳またはエクセルファイルに書いておくのは控えたほうが良いでしょう。


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