2024年からの「電子帳簿保存法」にMicrosoft 365(クラウド)は対応しています

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2024年1月1日から改正される「電子帳簿保存法」ですが、タイミング的にインボイスと重なることもあり、自分も含めてお客様も困惑している状況です。
電子帳簿保存法はいつから実施?2024年までに必要な対応を解説

電子帳簿保存法

電子帳簿保存法は、作成した帳簿や決算書類、取引先との書類をデータで保存するための法律です。
2021年度の改正により、取引先と電子データでやりとりした書類の書面保存が禁止されました。2024年1月1日からは、決められた保存方法にもとづいて、データのまま保存しなければなりません。

電子帳簿保存法の改正内容もかなり複雑ですが、その中の要件の1つに「バージョン履歴」があります。

このバージョン履歴は、該当のファイルを触った痕跡を後から追えるようにすることで、個人的にも使っているMicrosoft 365やGoogle Workspace等のクラウドストレージ内に保管することで、バージョン履歴を残すことが可能です。

Microsoft 365の場合には、OneDriveまてゃSharePointが該当しますし、Google WorkspaceならGoogleドライブとなります。

いつどこの箇所を触ったか後々でもわかるようになっており、その履歴をバージョンとして管理しているということです。

パソコン内や外付けハードディスク、ネットワーク型ハードディスク(NAS)等では、このバージョン履歴を残すことが難しいので、今では一般的なクラウドにデータを入れることで簡単に解決できるのは大きなメリットです。

お客様とこの電子帳簿保存法やインボイスの話をしていると、電話のセールスや飛び込みでシステム導入&販売を勧められることも出てきており、そういった業者さんにはこの機会はチャンスなのかもしれません。

クラウドを導入している私のお客様の場合には、クラウドで事足りると説明しており、別途システム導入は不要ですとお伝えしています。

この電子帳簿保存法は段階的にまだ改正されていくでしょうし、わかりにくい内容も困りもの・・・インボイスと共に事務作業が混乱して非常に困惑しております(T_T)


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電子帳簿保存法でも、データの置き場所としてクラウドが必須になってきますので(バージョン管理もできますし)、こうして少しづつIT化を進めていく必要があります。

2023/04/20
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