環境にもやさしい!あまったWindows XPパソコンをLinux(Ubuntu)再生

カテゴリー │★定期保守・ヘルプデスク★IT活用でコスト削減

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先日いつもお世話になっている定期保守・ヘルプデスク契約中の磐田市のF社様より、不要パソコンの再生のご依頼がありました。

不要パソコンとはいってもまだまだ動作可能で、以前にこちらの記事に書いたパソコン5台のリプレイス(置き換え)のために余ったWindows XPパソコンです。

Windows XPはマイクロソフトの公式サポートが終了してるので、今後インターネットに接続して使用するのは危険ですので、今回はLinux(リナックス)を入れて再活用することにしました。

パソコン自体に問題がある(異音がする、ハードディスクにエラーがある、OSを入れ直しても動作がおかしいなど)のなら再生は難しいですが、特に機器(ハードウェア)には問題がありませんので、環境のためにもリサイクルして活用しましょう。

また、今回のようなLinux化したパソコンを活用することで、ITのコスト削減にもつながるのではないでしょうか?

インターネットさえつながっていれば、Google Appsのようなクラウドサービスも使用することができるので、ソフトの問題に悩むことはありませんし、パソコンの有効活用やコスト削減にも効果があります。

さて、Linuxの種類(ディストリビューション)で選んだのは、世界第3位のシェアを誇るこちら。
Ubuntu Japanese Team: Homepage



Ubuntuは現在、そして将来に渡って無償で提供されます。ライセンス料を支払う必要はありません。Ubuntuをダウンロードすれば、友達や家族と、あるいは学校やビジネスに、完全に無料で利用できます。

Ubuntuのダウンロード&インストール自体は、パソコンにある程度詳しい方なら問題ないと思います。

基本的には、上記のUbuntu公式サイトよりISOイメージファイルをCD・DVDやUSBメモリに入れてインストールしますが、仮想化上で使用する場合はvhdファイルを使用します。

Ubuntuでの言語や地域設定、ユーザー名やパスワードもインストール時に設定していきます。



そして、インストール完了です。省略しすぎ?(笑)



ブラウザは標準装備されているFirefoxを使用すればOK。

IE(Internet Explorer)はマイクロソフトのブラウザなのでインストールすることはできませんが、Google ChromeはLinux版も用意されているので、ご希望ならインストール可能です。

日本語入力ももちろんできますし、無線LAN(Wi-Fi)は今回のノートパソコンでは内蔵されていませんでしたが、外付けの無線LANアダプタ(今回はBuffalo WLI-UC-GNM2使用)を装着すると、すぐに使用可能になりました。

オフィスソフト(ワードやエクセル)はマイクロソフト純正オフィスは使用できませんが、互換性のあるLibreOfficeが最初からインストールされています。

どうしてもマイクロソフトのオフィスを使用したい場合には、Office Onlineを使用するという手もあります。

今回の場合は、インターネットさえ使用できればOKとのことでしたので、Firefoxを使って不自由なくインターネットを楽しむことができます。

まだ使えるのに捨てるのはもったいない・・・という方は、一度Linux化を試してみるか、難しければご相談ください。

ゴミや廃棄物が出ずに、環境のためにも優しいかなと思います( ・∇・)





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