故障前にNASのデータバックアップ・救出◆1月の定期保守・ヘルプデスク

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1月度の定期保守・ヘルプデスクとして、毎月お伺いしている浜松市(静岡県)のT社様へ行ってきました(先月の内容はこちら)。

サポート内容は多岐に渡るのですが、その中でも今回の主な定期保守内容としては、業務において最重要ともいえるデータ・ファイルの管理です。

以前から調子が悪かったネットワーク対応HDD(NAS)内にあるデータを、他の外付けハードディスクに手動にてバックアップを行い、それと同時にGoogle AppsGoogleドライブ)上にもアップロードしていきます。

NASの調子が良ければ何も苦労することはないのですが、NASへの接続が不安定で難儀します。

NASへのアクセス途中で、突然途切れたり繋がったりを繰り返すので、バックアップに何度も失敗してエラー表示が出てしまいます。

NAS本体にあるランプ点灯も特にエラー表示はなく、原因を特定するのはなかなか困難。

また、USBポートが1つ付いているのですが、そこに接続している毎日の自動バックアップ用の外付けハードディスクも、何故か認識したり認識しなかったりを繰り返して不安定。

外付けハードディスクに定期的にバックアップを取っているのですが、ログを解析すると最近は失敗が増えてきています。

ブラウザ上からログインして管理画面に入るのですが、その管理画面上でもUSBポートが何故か2つ認識されています(本当は1つのみ)。

このNASも聞くところによると、既に5年近く使用しているとのことなので、Google Appsを導入したこともあり、故障・エラーが発生する前に手を打たなければなりません。

とりあえず、NAS内のデータ・ファイルを外付けハードディスクに避難していき、ゆくゆくは使用しない方向へ進めていきます。

NASが故障してデータが飛んだ&消失すると業務もそこで止まりますし、データ救出にも高額の費用がかかりますからね・・・

NAS内のデータ救出はRAID(レイド)やファイル形式の問題もあり、通常のWindowsパソコンのように簡単に救出できるものではないので、早めの対策が必要です。

時間内ではデータの移行・バックアップが終了しなかったので、残りは帰ってからリモート(遠隔操作)にて対応して、結局は翌日まで作業が続くことになりました。

NASの故障・エラー時でのデータ救出の難しさは経験済みですので、先に対応できてひと安心です。来月以降の定期保守・ヘルプデスクでも経過を見守っていく必要があります。





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